第22回 2級キャリアコンサルティング技能検定 実技面接対策
昨日は、論述の合格ラインを超えるためのポイントをご紹介しましたので、今日は、面接対策のトレーニングのポイントをお伝えします。
論述の次は、面接対策となりますが、面接対策講座に来られた時点で、それぞれのご経験から、修正に時間を様子方と、その路線でOKという人に分かれるのが常です。
ですから、面接に合格するには、対策講座に通う回数ではなく、口頭試問も含め、ロールプレイをする前に、大まかな進行の地図をもって進められているかということが大変重要です。
面接の癖というのは、無意識にやってしまったり、頭で理解していても、ついやってしまうことです。しかし、それに気づかずにいると、何回ロールプレイをしても修正できないままとなります。
私どもの講座では、6段階に分けた「初心者向けのロールプレイの地図」をお渡しし、ロールプレイを実施してみることをお勧めしています。
もちろん、ご自身のやり方でやっていただいてもよいのですが、それがやりにくいという方が、意外と自分の癖を保持しているかもしれません。すなわち、できるときもあるけれど、安定しない(事例が変われば、できなくなる、あるいはできたつもりとなってしまう)ということになりがちですので、どこかの対策講座をご利用される方は、是非、講座の企画側に、大まかな地図を示していただくとよいと思いますよ。
そして、その地図の中には、口頭試問も入ります。口頭試問は別物ではなく、ロールプレイとの論理的な繋がりが必要です。それを理解せず、その場しのぎで応えていると、いつまでも口頭試問が苦手、、、、で終わってしまいます。
口頭試問で何を言うべきなのか、論理的な繋がりを確認して、各対策講座を受けられると効果的に習得できると思います。
2級キャリアコンサルティング技能検定を受けるすべての方を応援しています!
公認心理師 精神保健福祉士 1級キャリアコンサルティング技能士 内藤友子
第22回 2級キャリアコンサルティング技能検定 実技 論述試験対策
さて、後1週間ほどで、第22回キャリアコンサルティング技能検定実技論述試験が
行われますので、合格ラインに達するための重要ポイントをお伝えします。
ある程度、「合格テキスト」で「型」を覚えれば、書けるようにはなりますが、合格ラインの問題は、どのような事例がでても、一般論でかけてしまう表面的な解答になっては合格ラインは危ないということです。
例えば、自己理解、仕事理解、コミュニケーション、キャリアライフプランの指摘は、ある程度どの事例にもありそうですが、なんでもそれを指摘して、並べればよいということではありません。
ある程度、書き方の型を覚えたら、その事例の特徴と、キャリアコンサルティングプロセスのキーワードをうまく挿入できるかが大切です。
「合格テキスト」で学んでいただいた後に、在宅ワークとして、過去問の添削を希望される方は、その事例の特徴と、キャリアコンサルティングプロセスのキーワードをどのようにちりばめられるかという技術を習得され、試験前に修正されています。(22回の添削は終了しています)
それがどこにでも当てはまる解答とならない本質的な問題となります。
ある程度、論述が書けるようになりましたら、後1週間で、過去問を再度時間内に書いてみて、本質を押さえて書けているか、点検してみて下さい。
特に、キャリアコンサルタントの問題把握 問2では、根拠となる箇所とキャリアコンサルタントの考え方(自己理解、仕事理解、コミュニケーション、キャリアプラン、思い込み等の問題に当てはめる)その論拠の結びつきの強さが大切です。
また、具体的展開では、キャリアコンサルティングプロセスの流れにそって、文章をまとめてください。特に重要なのは、問1、問2で捉えた問題を、どのような方法で何をするのか、そして、何に気づいてほしいのか。この「何」の部分が一般的になりすぎている傾向があります。例えば、上司と相談するとか、ご家族で経済的なプランを相談してもらう。などで終わってしまう場合です。
全体のプロセスがありますから、なぜそれが必要なのかという根拠があって、話をしてもらうこと、またその重要性について気づいてもらう等の流れが必要ですよね。
後1週間ありますから、もう少し過去問を練り上げてください。事例によって、はっきりと「何を情報提供するか」も具体的に書きましょう。
多くはありませんが、面接対策講座をご希望の方は、数名でしたら受付できる日もありますのでご検討ください。
ロールプレイも、口頭試問も、ある程度の「型」をご提供しています。
公認心理師 精神保健福祉士 1級キャリアコンサルティング技能士 内藤友子
第12回キャリアコンサルタント資格 直前論述対策講座
キャリアコンサルタント資格講座のお問い合わせがございますので、お知らせします。
第12回キャリアコンサルタント資格論述対策、直前ロールプレイング特訓基礎・実践講座(キャリアコンサルティング協議会対応)の支援は、
LEC東京リーガルマインド 梅田校にて実施します。
日時:6月15(土)10時~18時
キャリアコンサルタントとしてのマインド、倫理の基礎を確認し、
内藤メソッドを使って、過去問、模擬問題をトレーニングしていきます。
論述講座は、1日の集中講座で、思考をフルに使いますので、十分に睡眠をとり、ご参加いただきたいと思います。
お申込みは、LEC東京リーガルマインド 梅田校、キャリアコンサルタント資格対策講座へ直接お申込みください。
直前ロールプレイング特訓は、
平日 7月9日(火)18:30~22:00(実践)
7月10(水)18:30~22:00(実践)
7月13(土)10~18時(基礎)
7月15(月)祝日 10時~18時(基礎)
公認心理師 精神保健福祉士 1級キャリアコンサルティング技能士 内藤友子
第22回 2級キャリアコンサルティング技能検定 対策講座
久しぶりのブログになります。
キャリアコンサルタントの更新研修、対策講座の準備に追われておりました。
1級技能士対策のご要望も、5月の段階からいただいておりますので、12月か1月には、これまでに指導した方で、ご要望をいただいた方限定で企画させていただきます。
さて、いよいよ第22回の2級技能士の対策講座が始まります。
6月の22日、23日は、内藤が担当する講座で、早くから満席になっております。
29日、30日、7月6日、7日は、1級キャリアコンサルティング技能士が2名体制でご支援させていただきますので、日程が合う方は、是非ご参加くださいね。
論述講座につきましては、実技合格テキストで型を覚えていただき、過去問で時間内に記述できるようにしていただければ合格点は取れます。
しかし、留意点としては、型ばかりを追いすぎてしまい、どの事例にも当てはまる平易すぎる書き方になってしまうと、差が付きにくく、合格点から減点される可能性があります。
したがって、設問2のCC視点と問題文の根拠に、CCの決めつけた考え方を反映しすぎないようにしてください。(CCの決めつけ=自己理解、仕事理解とならない)
問題文からCC視点、問題把握できるようになってください。
また、キャリアコンサルティングの6ステップの流れで設問3を記述する方が多いと思いますが、1.2の繋がりを意識することと、CCの考え方や手法(キャリア理論)も反映させた展開を書いていただくとよいです。
キーワードとしては、システマティックアプローチの流れがわかるように、さらに、何に気づいてもらいたいか(設問2を反映させる)、どういう行動計画を実施していくかなども記述するとよいでしょう。
この辺りは、添削指導でフィードバックさせていただいております。
それでは、論述までの追い込み、頑張ってください。
公認心理師 精神保健福祉士 1級キャリアコンサルティング技能士 内藤友子
第22回 2級キャリアコンサルティング技能検定 実技面接対策講座のご案内
第22回 ロールプレイ試験問題5ケースを使って、内藤メソッド「見立て」「ロールプレイ」「口頭試問」のトレーニングを行います。
前回も熱心な方々にご参加いただき、受講生から、「フィードバックが的確」との声が多く上がりました。面接に対するフィードバックはもちろんのこと、お一人おひとりの強み・課題もフィードバックしています。
第21回では、ご出席者の3割の方が合格されました。
担当講師:1級キャリアコンサルティング技能士が担当いたします。
1級・2級キャリアコンサルティング技能検定「合格テキスト」の著者 内藤も
担当させていただきます。
<日程>
6月22日(土)・6月23(日)2日間
6月29日(土)・6月30(日)2日間
7月6日(土)・7月7(日)2日間
<時間>10:00~17:00 1日だけでもOKです。
<場所>大阪駅前第三ビル16階 1614号
<価格>1日13,000円(税込み、2回目以降、または初回でもペアでお申し込みの方は、1日10,000円税込み)振込料はご負担ください。
<振込先> 三菱UFJ銀行 伊丹支店 普通0178940
特定非営利活動法人キャリアインディペンデンスインプロ研究所
<キャンセル>
お振込み後、講座1週間前までのキャンセルは振込料を差し引き、ご返金します。
尚、3回以上キャンセルされた方は、講座の参加ができなくなる場合がございますので
ご注意ください。
公認心理師 精神保健福祉士 1級キャリアコンサルティング技能士 内藤友子
2級キャリアコンサルティング技能検定 合格報告
第21回、2級キャリアコンサルティング技能検定の合格報告メールが次々に届き、
うれしい限りです!!
合格された方は、安堵と自信を持たれ、謙虚にスタートラインに立つとおっしゃっています。
私共が試験に向けてお手伝いさせていただくのは、試験前の限られた日数だけですので、直前の対策講座だけでは、足りたいというのが本音のところです。
というのは、対策講座に来られた時点で、それぞれの方のレベルの違いがありますので、同じように受講されても、到達度は違います。
できましたら、対策講座を受ける前から自己学習していただいた方が、より効果的であると思います。
対策講座で実施することは、ケースや、ロールプレイに慣れるだけではなくて、キャリアコンサルタントとして自分が発する言葉が、相談者の言葉や態度をどうとらえて発したものなのかを考えながら、ゆっくり応答していただくとよいと思います。
特に、初回面談では、(現場でも一緒ですが)とても繊細な関わりが必要です。最初のボタンの掛け違いによって、表面的な応答となってしまった場合は、自分ではスムーズに進んでいると思って、どんどん進めてしまうことになるからです。
次に挑戦する人は、最初の関わりを特に慎重に関わっていただき、口頭試問では、相談者が○○という段階であったので、△△と関わり、□□となった。とキャリアコンサルタントとしての見立てと関りを述べることによって、深みのある自己評価と評価してもらえると思います。
公認心理師 精神保健福祉士 1級キャリアコンサルティング技能士 内藤友子