内藤友子 OFFICIAL BLOG

〜キャリアコンサルティング技能士の資格を取得しよう〜

2級キャリアコンサルティング技能検定 効果的なロールプレイの進め方3 具体的展開

明けましておめでとうございます。皆様にとってよい年明けでしたでしょうか。

さて、昨年から2級キャリアコンサルティング技能検定実技試験に向けて、効果的なロールプレイの進め方を解説してまいりましたが、年末になってしまいましたので、今日はその続き、具体的展開をご紹介します。

試験がもうすぐという方にも使える具体的展開です。

前半のロールプレイで、相談者の自己理解、仕事理解を促進するために、ただうなずきや繰り返しの技法だけではなく、言い換え技法を使って、相談者のキャリア課題に気づかせていくことの重要性をお話ししました。

そして、次に目標を設定し、具体的展開に入るわけですが、論述でも使われる「キャリアサバイバル(職務と役割のプランニング)」と記述する内容が、ロールプレイでも使えます。

皆様もよくご存じのエドガー・H・シャインの理論です。

シャインは、「キャリア開発の視点の本質は、時の経過に伴う個人と組織の相互作用に焦点がある」と言っているように、組織でキャリア開発していくことは、個人のキャリア開発にもつながっているので、その接点を一緒に探してくことになります。

ただ、ロールプレイですから、「では、キャリアサバイバルしましょう」と目標設定するのではなく、理論を踏まえたうえで、相談者と目標を設定し、その後、職務と役割を一緒に考えていくための質問を展開するということが具体的展開となります。

 

例えば、部署が変わって仕事がうまくいかないとか、昇進はしたものの、うまくいっていないという方には、目標設定の前に、個人としてどうなりたいか(未来の質問)を確認しておき、組織の中でキャリア開発していくことの重要性を共有し、「これまでと、これからの職務と役割を一緒に考えていきませんか」と目標設定します。

その後、それに対する質問をやり取りして、現在の職務に求められていることを、何からやっていけるかを一緒に考えるのです。職場の中にロールモデルがいればその方についての分析を一緒にやってもよいし、お客様の視点や上司の視点に立って考えてもらってもよいと思います。

そして、口頭試問では、「目標を○○さんの目指すキャリアと組織の中で求められている役割の接点を一緒に考えていく目標を立てました」と答え、それに対して実行したことを、これまでの職務と役割、これからの職務と役割、環境変化を認識していただく質問をして、理解を共有していきました」と応えられると、具体的展開の点数にも大きく反映されることでしょう。

5パターンあるロールプレイケースの中でも、2~3パターンには使えますよ。

今日は体調不良で、対策講座を1級技能士にお任せしました。他にも、3名ほど発熱で振り替えがありましたので、皆様も、体調には十分留意してくださいね。

 

1級キャリアコンサルティング技能士 精神保健福祉士 第1種衛生管理者 内藤友子