内藤友子 OFFICIAL BLOG

キャリアコンサルタント資格・メンタルヘルスについて

1級キャリアコンサルティング技能検定 2級キャリアコンサルティング技能検定 合格のために

皆さん、こんにちわ。

今私は、広島の呉にいます。海上自衛隊の隊員の方々へカウンセリング講習(傾聴を基調としたカウンセリング及びメンタルヘルスに関する知識技能)をしてます。

この講習では、カウンセラーの態度の条件として、自己一致・誠実さ、無条件の肯定的配慮、共感的理解という話や、傾聴技法について学んでいただいています。

これは、キャリアコンサルタントとして必要な能力ですが、言うは易く行なうは難しですね。

それを習得するために、1級・2級の技能士を目指す方は、「メタ認知力」を高めていただきたいと思います。メタというのは、英語で(Metacognition)高次のという意味で、自分の認知のあり方に対して、さらに認知することです。つまりは客観的に自分をみれるようになろうということです。

これも言うは易く行うは難しかもしれませんが、技能検定に合格するための近道でもあります。

人はどうしても自分のことは特別とみてしまうところがあって、自分は間違っていないとか、自分はできていると思ってしまいます。なぜなら、そうしないと不安になるからです。ごくたまにですが、ロールプレイをしていて、フィードバックを受けることに耐えられないとか、不機嫌になったり、怒ってしまったりする人がいますが、それはできているという自己概念が崩れて不安になるからなんですね。しかし、いつまでも自分ができている、と見てしまうと、技能検定が求めているカウンセリングの在り方に近づくことはできないでいることになるかもしれません。

自分のできていないところは、できていないとまっすぐに向き合うことが誠実ということです。そして、それを少しでもできるようになろうと努力するところがプロではないかと思います。

特に、2級にとどまらず、1級を目指したいという方は、「メタ認知力」を高めて、いつも自分の行動や態度を客観的に見れるようになりましょう。

ただし、できないからといって、卑下する必要もないし、できているからと言って、天狗になる必要もありません。もしそのようなことが起るのであれば、自分の認知の在り方が、良い悪いで判断しているのかもしれませんね。

明日は、精神分析学、エンカウンター、交流分析を用いて、皆様に自己理解、他社理解を深めていただこうと思っています。意図したことがご理解いただけるか、ちょっと不安ですが、私の新たな挑戦です!

1級キャリアコンサルティング技能士 精神保健福祉士 第1種衛生管理者 内藤友子