スーパーバイザーの探し方3
現在、5番目に出会ったの先生に指導を受けています。特にスーパーバイザー契約をしたわけではないのですが、仕事としての関りから、3度の面接を受け、その後メールにて研修を受けています。
やっていることはとてもシンプルで、その先生の書かれた教科書を要約する事と自分のカウンセリングの事例を絡めて、カウンセリングの考え方や方法を論じるというやり方です。
3度面接を受けさせていただき、その後研修が始まったのですが、、、、一定レベルに達していないと、そこで終了、、、ということでしたので、ムムッ難易度高~と思いましたし、なんか優しさないな~とも思いましたし、微妙な心境になりました。
それでもやるしかないかな~と思い、時間をかけて提出させていただいております。幸いにも、今のところ一定レベルには達しているようで、終了とはなっていません。。。
やりだして気づいたことなのですが、要約するには、何度も読んで大切なところを拾いますし、論じるには自分の考えをはっきりさせなければなりません。自然と、自分のカウンセリングを振り返ることにもなるし、ということで、かなり内容の深さを感じております。
ということで、自分にぴったりのスーパーバイザーを探すときに大切なことは、
1.自分なんてまだ無理だと思わず、断られたとしても関わっていく
私も5人目でピッタリの先生が見つかったのですが、カラーが違う先生に会ったから
自分にピッタリかどうかわかるようになったと思います。
2.自分が本当に学びたい、深めたいと思っていることを提供してくれる
私の場合は、「カウンセリング力」ですが、技術だけではなくて、深さが欲しかったのです。家族も含め、すべての人にどうかかわっていくかも含めて。
3.哲学がしっかりしている
上記にも通じますが、スーパーバイザーに、経験に基づく人生観や世界観があることが大切たと思います。どこかに書いてあったということだけを根拠に必要性を強調するより、そこから深めたその方独自の考えが感じられるか、読み解けるかですね。
4.精神面の安定が得られる
カウンセリングを長くやっていくには、精神的安定が必要で、うまくいく場合ばかりではないので、安心感が必要です。その中で人は成長していけます。そして自分の考えも確立していく。ことでしょうか。
上記以外には、巡りあわせがあると思います。学習を進めていくと、人生の中で自分が求めているものがはっきり内省できてくるので、その時に出現するのでしょうか。
スーパーバイザー探しも、まずはプランドハプンスタンス「計画された偶発性理論」
1.好奇心:たえず新しい学習の機会を模索し続けること
2.持続性:失敗に屈せず、努力し続けること
3.楽観性:新しい機会は必ず実現する、可能になるとポジティブに考えること
4.柔軟性:こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること
5.冒険心:結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こすこと
ですね!
公認心理師 1級キャリアコンサルティング技能検定 精神保健福祉士 内藤友子