第20回 2級キャリアコンサルティング技能検定実技論述速報 面接対策
第20回 2級キャリアコンサルティング技能検定実技論述は、いかがでしたでしょうか。
合格テキストにも参考情報として掲載させていただいた「厚生労働省のキャリア形成における課題に応じたキャリアコンサルティング技法」では、学生支援の技法が多く掲載されていましたので、今回の試験の属性としては、当然と言えば当然のテーマであったと思います。
ただ、「就職活動の前のインターンシップに行く学生」という設定がありましたので、それに向かっての行動計画を立て、相談者が主体的に行動できるプロセスを支援することや、やがて実施することになる就職活動において、相談者が自己理解、仕事理解、啓発的経験等を土台に、社会人基礎力を身につけて就活することに繋げて支援できることが重要な要素でした。
さて、論述に関しては、50%以上の方が合格しますが、面接試験は19回では15%
18回では13%となっています。
関西地区の受検者数は、19回では455人で、実技合格は54人、総合では50人しか受かっていないことを再度認識し、面接対策をしてください。
面接対策講座に参加される方の中には、もう一歩4つの評価区分で、具体的展開の点数不足という方が多いのですが、皆さんは具体的展開の方法をイメージできていますでしょうか。今回厚生労働省から出されているツールは非常にわかりやすいですから、具体的展開の点数が低いという方は、どの目標に対して使えるツールなのかを再確認し、相談者に提案ができるように、また口頭試問でしっかり応えられるように、準備をしてくださいね。
1級キャリアコンサルティング技能士 精神保健福祉士 第1種衛生管理者 内藤友子