1級キャリアコンサルティング技能検定 2級キャリアコンサルティング技能検定 合格に向けて
ようやく公認心理師の登録が終わり、今日から名乗れることになりました。
精神科で心理の仕事をしだして7年、資格は資格でしかないけれど、心理的安定感と責任感が増したように思います。
1級・2級技能士の合格発表は、少し先になりますが、皆様の努力が報われることを
お祈りしています!
さて、そもそもなのですが、皆さんの資格取得の動機と目標は根付いていますでしょうか。
もちろんキャリアアップということだと思いますが、その思いの強さがどこに向かっているかが大切だと思います。
相談業務の仕事は、相談者と同じように、キャリアコンサルタント自身も人生や仕事に対して自己理解を深めていく必要があります。
ですから、面接試験に関しても「合格すること」だけを考えると、評価されることにだけに意識が向いてしまい、面接がうまくいかない、ちょうどオリンピックの選手が、演技中にメダルがちらつき、失敗してしまう、ということと同じ現象が起こってしまうように思いますし、合格するための部分の情報だけを集めることになると思います。
それよりも、現場においてお一人お一人の相談者と共有する時間の流れを大切にして、
常に相談者に意識を向けていけば、自分の考えより、相談者に聴いてみたいことが自然と浮かんできます。そんな感覚を大切にしてほしいと思います。
そして、相談業務は自分のためだけにがんばるというより、相談者のためにスキルアップすることに、いつもつなげていけば、相談者から大きな力を得ることができます。
公認心理師 精神保健福祉士 1級キャリアコンサルティング技能士 内藤友子