内藤友子 OFFICIAL BLOG

〜キャリアコンサルティング技能士の資格を取得しよう〜

第10回 1級キャリアコンサルティング技能検定 面接対策 指導者としての軸

今週が1級キャリアコンサルティング技能検定 面接対策講座の最終の2日間になりますので、できる限り支援させていただきたいと思います。

私は、1級の受検者の個別指導をするにあたり、受検者に参考となるように、面接の見取り図と合わせて、私のロールプレイを見ていただいたり、各ケースの指導者視点の捉え方、どう展開して行ったらよいかをある程度お伝えするのですが、「こう言えばいいのですか」とか「これはダメなのですか」という質問であったり、言い方の部分だけ真似る方がいらっしゃいます。

もちろん、最初はモデリングしていただくことは、早道かもしれないのですが、うわべだけでは、1級になったときに困ってしまいますので、受検者の方の捉え方を指摘させていただき、「意味」を考えていただくようにしています。

指導者のレベルですから、「なぜ指導者がそれを言うのか」が指導者の中で明確でないと、うわべだけになり、誠実ではなく、指導者の基本姿勢としては不十分です。

ですので、自己紹介で何をいうことが良いのかということに関して、受検者が普段自信をもって相談者と向き合えている関わり方を言葉にしていただけるように受検者の強みを引き出しています。

個別指導でしかできませんが、引き出された方は、大変喜んでおられました。ですので、受検される方は、ただ来談茶中心療法と折衷でというありきたりのことでよいのか、考えてみて下さいね。

今回引き出した受検者の強みは「相談者の準拠枠にそってお伺いすることと、その方にとって必要なことは、タイミングをみてしっかり伝えること」だそうで、これだったら、自信を持って言えますとおっしゃいました。

ではそれを最初の自己紹介に入れて、「~今日の事例指導でも、必要なことはお伝えしますね」というフレーズにしました。

そうすると、自分でも自信をもって指導に入れますし、途中の指摘もしやすくなりますね。

実はその方は、ロープレの中で、唐突に言ってしまうという癖があったのです。その癖の修正は別の問題でもあり、スキルを向上させることは必要ですが、それぞれの指導スタイルを確立してく上で、その方の強みを活かして指導していくことは大切なんです。

指導者の軸を持てていますか。

皆さんも今回のケースのロールプレに慣れたら、再度全体のご自身の関わり方を一つ一つ客観視して「意味」を考えてみて下さい。

私は指導するときに気を付けていることは「指導者となる方に、何をどうお伝えしたらフォローできるのだろうか」と考えて指導しています。

公認心理師 1級キャリアコンサルティング技能士 精神保健福祉士 内藤友子