2級キャリアコンサルティング技能検定 論述対策
第20回キャリアコンサルティング技能検定の試験も近づいてきましたので、論述問題の問3についてのヒントを解説します。
2級キャリアコンサルティング技能検定論述試験の問3は、あなたは、上記2つの「問題」を合わせて、相談者を援助するために①どこを目標において、②どういうことを実施したいか。目標と具体的な方策を記述せよ。とあります。
目標は3行でまとめ、方策は8行でまとめます。
どのような問題も、目標のキーワードは、「中長期のキャリアライフの視点」「よりよい働き方」「意思決定」を支援していくことを念頭まとめます。
方策は、システマティックアプローチのキーワードを入れてまとめます。
場面設定、関係構築、問題把握、目標の共有、方策の実行、面談終了の項目でまとめていきます。
場面設定では、守秘義務の説明をなぜするのか。
何をすることによって関係構築ができるのか。
各事例の問題を入れ、その問題を把握、共有し、当面の目標を設定する。
キャリア形成に必要な6分野の中から何の方策を実行するのか。
問題により、事例相談者自身に実施してもらう環境への働きかけを促す(例家族や上司とのコミュニケーションや社内のキャリアパスを知るための情報収集等)
課題フォローの合意により、面談を終了
上記のように、各キーワードを入れてまとめると、8行で収まります。
書きか方は様々あると思いますが、
「合格ライン」に達するには、キャリアコンサルティングのプロセスに則って
まとめられている(間違いではない)ことが大切です。
5月に発売される2級キャリアコンサルティング技能検定の合格テキストで
模擬問題に取り組んでみてください。
1級キャリアコンサルティング技能士 認定精神保健福祉士 第1種衛生管理者
内藤友子