内藤友子 OFFICIAL BLOG

〜キャリアコンサルティング技能士の資格を取得しよう〜

1級キャリアコンサルティング技能検定 面接対策 ヒント8

1級の試験が終了した方、これからという方、いらっしゃると思います。

私も、1級を受検する方の不安を少しでも払拭できるように、また、事例指導の力を、総合的につけていけるように、1級の講座を念頭に置いた改訂版を構築中です。

そこで、試験がこれからという方や、仲間同士の練習のために、以下の視点で、最終調整のロールプレイを実施してはどうかと思います。

受検する方は、基本的態度、、、関係構築、、、問題把握が、、、具体的展開が、、、というフィードバックの言葉や部分の指摘だけでは、今一つ開眼しないのではないですか。

言わずもがなですが、1級は2級の延長線上のロールプレイではありませんが、その視点から抜け出せず、ロールプレイを繰り返している方も多いのが実情です。

 

CCが訴える話を、2級と同じように丁寧に聴いていても2級レベルで終わってしまいますので、

前半は、CL像を共有し、

事例指導で取り扱うテーマを絞り、焦点化します。(その際、CLができていることは根拠と共に褒める)

焦点化するには、細かいCCの対応を引き出し、CCの成長課題を見つけます。

 

後半のCCの課題の伝え方は、

促し(CCが気づく力がある人への質問)

示唆(促しても気づくことができないCCには、ここというところに目を向けてもらう質問や確認)

提示(促し、示唆で気づかない人には、SVの考えを少しずつ伝える)

教示(でも、だって、と抵抗する人には、明確にキャリアコンサルタントとしてあるべき姿を承認しながら根拠も含め伝える)

となります。

検定では、促しだけで気づくCCは少ないかもしれないですね。

この辺りは、事例指導者が、CCの反応から、どれだけCCのレベルをアセスメントできるかにかかっています。

ご健闘をお祈りいたしますね。

公認心理師 1級キャリアコンサルティング技能士 精神保健福祉士 内藤友子

 

1級・2級キャリアコンサルティング技能検定 対策講座の効果的な学習方法

このブログでは、実技試験の攻略法を主にお伝えしています。それは、実技試験が圧倒的に難しいからです。

22回の学科試験の合格率は81.07%、実技は16.40%

21回の学科試験の合格率は64.14%、実技は12.05%でした。

ですから、学科試験はクリアできないことはありませんので、改めて書く必要もないかと思っていたのですが、試験後も技能士の質を維持するために、合格者も取り組んでいただくとよいのではと思います。

今更~なのですが、基本的な学習方法を整理しておきましょう。

1.まず、試験特有の緊張と読み間違い、頭の混乱をなくすために、A4のページに2問記載されている問の選ぶべきものを確認し、問題を読んでいる途中でも確認するという試験特有の基本的な作業です。

四肢択の問題で選ぶべきものは、

「最も適切なもの」「適切なもの」「正しいもの」

「最も不適切なもの」「不適切なもの」です。

試験中、文章を読んでいるうちに、混乱を起こすことがありますので、わかっていたのに、間違える可能性は1問や2問はありそうです。

非常に基本的なことになりますが、制限時間内に凡ミスをなくすために実施しておきましょう。

2.凡ミスの2つ目は、文章の読み飛ばしです。文章は丁寧に読んで理解することです。

3.過去問を解いてから、答え合わせをするときに、知識なしで間違ったのか、うろ覚えで間違ったのかを確認します。ただし、知識なしでも、うろ覚えでも、他の文章から知識なしでも解けたのかを確認します。

4.正解であった問も、他の文章から正解を導きだせていた可能性もありますから、チェックしましょう。

5.知識なし、うろ覚えの知識を調べて記憶しましょう。

6.調査結果や各種資料は、次回も出題される可能性がありますから、新しい知識を確認しておきましょう。

以上を丁寧に実施するだけで、2級であれば、合格レベルは簡単にクリアできますよ。

合格された方も、引き続き勉強を続けることで、技能士のレベルを維持することができます。

公認心理師 1級キャリアコンサルティング技能士 精神保健福祉士 内藤友子

 

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公認心理師 1級キャリアコンサルティング技能士 精神保健福祉士 内藤友子

 

第9回 1級キャリアコンサルティング技能検定 面接対策ヒント7

時間管理についてです。

事例相談者のレベルや、ロールプレイの進め方にもよりますが、オーソドックスに

進めると、

1.3~5分で、教育指導関係を作り、

2.10分程度で、相談者像を共有し、

3.5~10分程度で、事例相談者の対応に焦点をあて、

指導者視点からの質問で事例を深め、

4.5~10分で、気づいてもらう、指導する。

となります。

そして、事例相談者の課題は、1~2つ出てくればよいです。

そのためには、3までで、事例相談者の課題を特定することです。

特定するとは、事例相談者が対応していなかったことや、聴けていなかったことになります。

特定したことに気づかせるためには、指摘するのではなく、相談者の視点に立って、必要ではなかったかを考えてもらうということです。

抵抗にあうのは、それまでの共有がうまくいっていないからです。

言い方は、できていたこと+ここがプラスされれば、とてもよい。という伝え方です。

試験前なので、難しいことをしようとしないことが大切で、事例指導者の抵抗には抵抗しないことも対話の鉄則ですね。

公認心理師 1級キャリアコンサルティング技能士 精神保健福祉士 内藤友子

 

第9回 1級キャリアコンサルティング技能検定 面接対策ヒント6

今回は具体的展開についての誤解です。

受検する多くの方は、具体的展開力で点数足らずになることがあるようで、ご自身の課題が具体的展開にあると考え、何とかして、ロールプレイの後半に、事例相談者への勉強会への参加を促すように持っていこうと急ぎます。

もちろん、相談者が合意し、事例を通しての問題点が見つかり、それに必要な課題として事例相談者への勉強会を促していれば理想的であると思いますが、急ぐあまりに、具体的展開の本質を見落としている場合があります。

評価区分にある具体的展開の内容は、

①事例相談者の問題を解決するために、適切な目標を設定し、効果的な指導を企画することができること。

→後半だけではなく、ヒントにも示したように、問題を共有していなければ、前に進めないことが分かります。表面的に目標を設定して、事例相談者が「はい」と言っても抵抗にあうということはよくあります。具体的展開だけではなく、問題把握が重要です。

②事例相談者に対して、適切でわかりやすく、理論的・具体的な説明を行うことができること。

→事例指導者が事例相談者の対応に対して、事例相談者が受け入れやすいような言い方で指導内容を伝えているかどうかということです。基本は、中立的な立場で、共感と指摘をセットで行い、事例相談者に気づきを与える質問で確認しているかどうかです。

③指導プロセスにおける個々のセッションの中で、事例指導者が企画した指導方法を効果的に遂行するために、専門的な介入を行うことができること。

→専門的な介入ということですから、事例指導のプロセスを踏まえて、具体的展開があります。

もし、事例相談者が一方的に事例指導者が圧倒されてしまうような勢いで、相談者のことを語り、時間だけが過ぎていくことが起きたとしましょう。(実際にそのような事例相談者もいます)そのような場合、受検者としては、気持ちだけが焦り、無理やり後半で事例指導者が介入しようとしますが、目標設定も、指導もできず敢え無く撃沈をしてしまう。となりがちです。

事例指導者が焦ってしまうというのは、事例相談者に巻き込まれて、主体が事例相談者ではなくなってしまっているからです。そのような場合は、事例指導者が事例相談者にどうかかわるかを判断し、口頭試問ですることが具体的展開となります。

主には事例相談者を主体に置いた傾聴(技法も意識して)に徹する側に回ったことを、口頭試問で説明します。そして、事例指導者は事例相談者の事例に対する進め方の問題の仮説を、事例相談者が訴えた中から掴みとり、口頭試問で的確に答えることが大切です。

多くの方は、目標設定ができなかった、具体的展開まで行かなかったと諦めてしまいますが、敢えて介入しない方がよい場合もありますのでその判断が大切です。

この場合も、挽回するには、相談者像と、事例相談者の対応の中から問題の仮説を見つけ出さなければなりませんから、具体的展開だけではなく、問題把握が重要ということになりますし、傾聴でも(明確化)の技法で事例相談者と共有理解を増やす関りは、流れを変えることに役立つでしょう。

このようなケースは、一般的に解釈されている具体的展開まで行かなかったが、合格したというケースの例となります。

公認心理師 1級キャリアコンサルティング技能士 精神保健福祉士 内藤友子

 

 

第9回 1級キャリアコンサルティング技能検定 面接対策のヒント5

事例指導において、事例相談者の課題を見つけるためには、さまざまな視点があります。

ヒント4でご紹介したように、最低限どのような相談者であったか、事例相談者がどのような対応(事例相談者がどのような考えでそう対応したか)をしたかが共有されていなければなりません。

共有されていなければ、事例相談者に抵抗が起こります。抵抗が起こっても進めることは可能ですが、検定ですので、時間切れ、、、となる場合が少なくありません。

指導の視点としては、

①相談者の問題は何か、相談者をどのように捉え、理解したか。

②相談者にどのような方針で臨んだらよいのか。

③適切な技法が適切な場面で用いられたか。

④リファーの必要性はあったか。

⑤組織への働きかけはできていたか。

⑥情報提供はどうであったか。

等あると思いますが、①(ヒント4)を土台として、事例相談者が、今回の事例を通して、+どのような「知識」があればよいのか、どのような「スキル」があれば成長するのか、本質的なキャリアコンサルティングの「態度」はどうなのか。を整理していくと、これまでロールプレイなどで部分的に学ばれてきたことが活かされるのではないでしょうか。そして、それを伝える場合、どのような言い方をすれば事例相談者が受け入れるのかを考えましょう。(対話の原理の理解が必要)

事例指導には、どの事例指導者が実施しても同じ基準と、事例指導者の専門性によって違ってくる部分があります。試験前に再度、試験問題ケースから、どの事例指導者が実施しても同じ基準となるところを整理してみましょう。

次回は、具体的展開の誤解をご紹介します。

公認心理師 1級キャリアコンサルティング技能士 精神保健福祉士 内藤友子

第9回 1級キャリアコンサルティング技能検定 直前面接対策のヒント4

昨日は、事例指導のパラレルプロセスをご紹介しました。

試験直前ですから、多くの方は、何度かロールプレイをされていると思いますし

DVDなども出ていますので、進め方の型はある程度できているのではないのでしょうか。

しかし、型にはまりすぎると空回りします。

指導者の専門性によっても捉えどころが変わってきますので、事例指導者としての専門性は活かされているでしょうか。ご自身のキャリアコンサルティング上の強みは発揮されているでしょうか。

限られた時間ですから、やみくもに事例相談者の問題を見つけようとしても難しいです。

それでは、最低、何が分からなければ指導できないかです。

それは、どのような相談者だったのかの共有と、事例相談者がどのうような対応をしたかです。

当たり前のことのようですが、ほとんどの方が、うまく共有されていません。

事例指導者であれば、相談者の方にどのように関わったか、事例相談者の関りとどう違うのか。

対応は、面談中の細かい対応を聴かなければ、指導のしようがありません。しかも、それを聴けるのは20分程度の時間で、、、ということになります。

表面的な聴き方では、問題把握が弱くなります。 

もちろん4つの評価区分を意識して実施することが大切ですが、相談者像と、事例相談者の細かい対応(この中には、事例相談者の考えが入っている)を共有させてもらうことが大切です。前もって伝えておいてもよいでしょう。

そのうえで、事例指導者の専門性を活かした指導となるのではないでしょうか。

次回は、3つの指導できる点をご紹介します。

公認心理師 1級キャリアコンサルティング技能士 精神保健福祉士 内藤友子