第12回1級キャリアコンサルティング技能検定 論述 面接対策 ロールプレイケースヒント
さて、12回の1級キャリアコンサルティング技能検定の試験に向けて、論述対策、面接対策と力が入る時期ですね。
論述の添削を感じるのは、指摘箇所が曖昧な方、他の事例でも当てはまるだろうという抽象的な書き方をしている方は要注意です。
また、選択問題の指摘箇所は、必須問題よりもはっきりしていますので、事例報告を読み解いて、指摘箇所をしっかりつかんでください。
その中で、~の問いかけができていないという指摘を多くする方がいらっしゃるのですが、それが事例報告の指摘箇所にしっかりリンクしていればよいのですが、どうでも言えるよねということばかりを書く方も注意が必要です。なぜなら、そのものの見方は、ロールプレイでもできてないところ探しになってしまい、受検者が準備していった展開をしようとするからです。
ロールプレイ3ケースはもう見立てられたでしょうか。
前回のロールプレイ3ケースの2つは、見立てが立てやすかったのですが、今回は結構ロールプレイで右往左往して、問題の特定にいたらないで終わってしまうという方が多いのではないかと思います。
昨日調整のため、ロールプレイ実施したのですが、見ていく視点が、キャリアコンサルタントの対応であるというところをかなり意識していくことが大切です。
また、2.3が同じような感じかもしれないのですが、ある程度の見立ては必要で、もし皆さんがこのケースを担当するとしたら、どう進めるかということを具体的に想定して、育成目標まで組み立てておくことは最低必要です。論述レベルの抽象度ではダメですよ。
問題の特定は、対応を聴く中で1~3か所、事例相談者から出てくる言葉を敏感に拾えるかです。
具体的展開で結構使えるツールがありますよね。そのツールをイメージしていただくと、逆算して見えてくるものがあると思いますよ。また指導としては、1対1だけでなくても対応の情報提供をできることもありますね。
人数に達してしまったため、対策講座のお申込みをお断りさせていただきましたので、ブログでヒントをお伝えしていけたらと思います。