内藤友子 OFFICIAL BLOG

〜キャリアコンサルティング技能士の資格を取得しよう〜

第10回 1級キャリアコンサルティング技能検定 面接対策 事例指導の進め方

 1級キャリアコンサルティング技能検定試験前の指導も活況を呈してきました。

さて、皆さんのモチベーションはいかがでしょうか。もしかすると何度も受けている方が、「あーまた今年もか」とモチベーションを下げている方、またあることがきっかけで、最後まで頑張ろうと試行錯誤している方もいらっしゃると思います。

私の受講生は、最後のがんばりをしようとしていらっしゃいますが、できれば、準備は早くから、何度もすることが重要です。

専門的にいいますと、脳内のニューロンと呼ばれる神経細胞シナプスを介して情報伝達を行っています。新し経験や体験をすることによって、脳が活性化され、シナプスの通りがよくなって情報を伝えるようになるからです。しかし、使われないと忘れるということが起こります。ですから、脳内のネットワークをどれだけ繋いでおくことができるかは、日頃からどれだけ脳を柔軟に使っているかなのです。

私の好きな言葉「準備をしたもの者に紙が舞い降りる」晴山陽一先生の言葉です。

経験・体験からも本当にそうだなと思います。1級は年1回で、実技の合格率は約5%です。用意周到な準備が必要だと思います。

さて、前置きが長くなりましたが、ロールプレイで受検者が難しいと感じることの1つに目標設定がありますが、そのあたりで「一般化をしないとだめだ」という指導を受けている方がいますが、それにこだわる必要はありませんよ。

事例指導の目的

相談者に対する面談過程、事例の見立てや対応方針、組織への旗r気かけ、リファーやコンサルテーション、事例相談者に不足する態度、役割意識、知識やスキル等について、気づきを促し、情報提供や助言を行う。

事例指導の進め方

受検者が事例指導者として、最初に自己紹介します。受検者は、ご自身の専門領域や理論的な立場などについて1分程度で説明し、事例相談者に対して事例内容についての説明を求めてください。事例指導では、事例相談者との間に教育指導関係を築き、事例を通して事例相談者の問題を把握し、事例相談者に対する育成的な目標を設定するなど、具体的な指導を行うよう心がけてください。

となっています。

確かに、合格本(完売終了)には、制度設計の内容を書かせていただきましたが、上記の目的、進め方が現在の試験概要となっていますので、一般化に縛られている受検者は気にしなくても結構です。

目標設定ができないのは、指導者視点が弱いからです。ですが、これは半分答えが書いてあるのです。そこを深く読み解かないといけないですね。深く読み解くとは、4つの評価区分、キャリアの6ステップの自己理解ができていない、システマティックアプローチの目標設定ができていないというような浅い読み解きではありません。また、指導のときに、「ここができていませんでしたね」という指導でもありません。どうやったら一貫してCCを助けてあげられるかの指導を忘れないでくださいね。

それから、CLが感じたことなのか、CCが思ったことなのかを聴き分けられていない受検者も多いですが、これは中級レベルかもしれないと前回に指導で感じました。ロールプレイの中でも、とても細かいところまで押さえなければならないからです。

今回はあと1つ、1つ1つの質問から、事例相談者の理解のレベルを確認せずに進めていらっしゃる方は、目標の共有が図れないということです。事例相談者の理解のレベルのを考えながらの質問は、意外と上級レベルかもしれないです。

まだ時間はありますので、それぞれが年1回の受検に向けてがんばってください。

コロナ禍で、対策講座はZoom対応になりそうですが、精一杯支援いたします。

公認心理師 1級キャリアコンサルティング技能士 精神保健福祉士 内藤友子